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  • 執筆者の写真Hidamari Dr

ナースのお勉強(7) 薬物乱用頭痛


薬物乱用頭痛の特徴と治療法

日本頭痛学会ガイドラインより抜粋

薬物乱用頭痛

MOH:medication-overuse headache


以前から反復性頭痛がある患者が、

鎮痛薬やトリプタンなどの使い過ぎによって状態が悪化し、

薬剤の使用過多による薬物乱用頭痛(MOH)を発症することがある。


治療の原則

①原因薬物の中止

②薬物中止後に起こる頭痛への対処

③予防治療薬投与



ポイント

・3か月を超えて月に15回以上の薬物摂取で使用過多と定義される

・もともとの頭痛は片頭痛であることが多い

・有病率 全人口の1-2% 慢性頭痛の25-50%

・MOHの原因となる薬剤

 エルゴタミン トリプタン アセトアミノフェン NSAIDs

 オピオイド


・患者にMOHについての助言と教育が最も重要

・漸減中止は、即時中止に比べて再発率が高い

・薬剤中止後の離脱症状 頭痛などの悪化 トリプタン 平均4.1日

・離脱後頭痛へのレスキュー ナプロキセンやCOX2阻害薬

・予防治療薬 バルプロ酸 ロメリジン アミトリプチンなど

・中止後、41%が1年で再燃

・予後不良因子 片頭痛の罹患期間が長い、離脱後の発作が多い、薬物摂取回数が多い

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