• Hidamari Dr

時間とは(2)

以前のブログで紹介した本をやっと読み終わりました。

以前のブログはここです↓


https://www.hidamaricl.jp/post/_%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%A8%E3%81%AF






「時間は存在しない」 カルロ・ロヴェッリ著 NHK出版


https://www.amazon.co.jp/dp/4140817909/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_WvdCEbKS6HSWV


著者は、イタリア人の理論物理学者です。「ホーキングの再来」と評される著者が、時間について詳しく説明しています。

本の前半は、物理学の研究から時間というものを詳しく説明しています。私たちが、一般的に思っているような、一定の速さで時間が流れていくことを否定します。時間の普遍性は存在しないことが物理学的に証明されているのです。この時間の普遍性が存在しないことを証明したのが、みなさんもご存知のアインシュタインなのです。相対性理論で、時間の不思議な性質を説明しています。


時間とは、宇宙のどこにでも存在していて、どこでも一定の速さで流れていると思ってますよね。これが間違いだというのです。

もう、最初からガツンとやられます。宇宙全体に、共通な「今」は存在しないのです。


本の後半では、「物理学として時間が曖昧な存在ならば、なぜ私たちは時間を感じるのか?」ということについて、自己の内面への探求が始まります。

物理学、哲学、心理学、文学の知見をまとめながら、時間についての私たちの常識が変えられてしまいます。



物理学とは、天体の動きや宇宙の寿命などを調べることから始まりました。19世紀後半からは、原子や中性子などのとても小さな対象(素粒子)を研究してきました。20世紀後半からは、宇宙を支配する理論と素粒子を支配する理論を統合しようとしています。宇宙というとても大きなものを支配する理論と、目に見えないほどの小さな物質を支配する理論が、とても重要な関係であることがわかってきました。

著者はこの本で、科学的に時間を証明しようとして、外の世界を物理学で研究します。しかし、その物理学は時間の存在を否定しつつあります。そこで、筆者は内面の探求を始めるのです。世界を支配している時間を研究していくと、結局は自分の内面を見つめなおすことになる。

なんだか、不思議ですね。


ちょっと難しい内容なのですが、ぜひ読んでみてください。


最後に

「時間は存在しない」とすると、この世界も宇宙も存在しないという結論に達すると思うのですが、みなさんどう思いますか?

























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